3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

ずんずんターボ‼︎

最後に残したいことを2つ書きます。

 

初めての夢叫びで私は

「頑張ることを頑張り続ける」と誓いました。

 

この決意は3年間のサムライフ全てにおいて、私の根底にあるものでした。

辛いことや逃げたいことがあっても、言葉にしたことで一種の呪縛となり、私の1番の原動力となっていました。

 

隊列で前になったことなんてなかった

頑張ってるねって言われるけど、うまいとは言われなかった

どれだけ頑張っても動画を撮ると、他の人の踊りを見ると、自分の下手さを痛感するばかり

1番になることにこだわってた私は全てが悔しかった。

みんなの前では綺麗事で隠していたけど

私はずっと自分の、誰かの一番になりたかった。

 

「踊り侍にはチャンスがたくさんあるから、やりたいことを叶えてくれる」

 

みんな口を揃えて言います。

けれど、私が見た踊り侍は願っても叶わないことばかりの世界でした。

だって、この言葉は叶った人が言う言葉であるから。

踊り侍では幸せなことと同じくらい、辛いこともたくさんありました。

 

役職も名声も何もない私は、上手くいかないことがあるたびに、自分は認められてないんだって、自分の頑張りなんて見てくれてないんだなって思いました。

 

そんな辛い時に、毎回私を繋ぎ止めくれたのは、頑張り続けると決意したあの日の自分を裏切りたくないという想いと、頑張り続けた自分の過去でした。

 

私は誰が見ても納得させる

頑張る過程だけは誰にも負けない

努力は才能をも越えることを証明する人

 

「頑張ることを頑張り続ける」は誰よりも努力し続ける人でありたいと願ったから放った、自分に対しての決意でした。

 

だから、みんなには自分の発した言葉に向き合ってみて欲しい。

 

やりたい、こうなりたいと抱いた小さな夢や自分の理想

そこまで深く考えてないけど言った言葉も

全部全部大切に、自分の中で忘れないでいて欲しい。

 

私が見てきた踊り侍の仲間には全く思ってもないことを口に出す人なんて居ないから

きっと放った言葉には自分の本音が隠れているから

その本音を隠さないで、向き合い続けて欲しい。

きっといつかの自分の心の支えに、行く先に迷ったときの目印になるから。

自分の言葉に重さを、責任を持ってみてください。




「見えない努力も評価して欲しい」

 

これもみんながよく言うこと。

けれど、私は見えない努力ばかりをしていては、周りには伝わらない現実があることを知っています。

 

だからこそ、見えないところで努力しているあなたへ。

誰かに自分の頑張りを認めて欲しいのなら

一回大袈裟な努力をしてみて欲しい。

 

見えないところを見てほしいと、仲間に求める気持ちはわかるけど、やっぱりどうしても伝わらないから。

 

自分を見てほしいと思うなら

今の現状を変えたいと思う

自分の頑張りを見せつけてみてほしい。

 

一回の大袈裟な努力は、絶対に何かを変えるきっかけになるから。

 

サムライフのターニングポイントを探しているあなた

自分の頑張り方を見失っているあなた

認められないなって悩むあなた

みんなに自分の努力を大袈裟に見せつけてみてください。

 

そして、いつも頑張っている人、頑張っていることが当たり前になっている人にこそ、声をかけられるあなたでいてください。

 

私はあなたたちに何か与えられたかな

自分が目指した踊り子になれたかな

 

自分が1番好きな踊り子は自分であると胸を張って言えるように

誰かの憧れとなれるように

私の全てをかけた3年間

踊り侍でいられたことが私の人生の中で1番の自慢で

最高に楽しくて、幸せで、

一生忘れなくない日々でした。

此処にずっと居たいって毎日思ったけれど、やっぱりそんな願いは叶うはずもないよね。

 

これからも踊り侍が、優しくて、あったかくて、泥臭くて、最高にかっこいい唯一無二のチームでありますように。

あなたにとって、大切な居場所でありますように。

 

1.2回生仁をよろしくね。あなた達に託します。