3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

まるこめあやみ

こんにちはーまるこめです☺︎

 

「あー、しあわせだったなー!」

 

この2年半をどんな言葉で表そうかと色々考えてみましたが、最後にたどりつくのはやっぱりこの言葉でした。

 

体力の限界まで踊ることも、普段は出さないような声で叫ぶことも、毎日のようにみんなと顔を合わせる日々も、

 

それだけじゃなくて、

 

悩んだことも、悔しかったことも、上手くいかなかったことも、

 

全部全部ひっくるめて愛せちゃうくらい、最幸の2年半でした。




サムライフって、なかなか思うようにはいかないんだよねー。私のサムライフは、楽しいことや嬉しいことと同じくらい、いや、もしかしてそれ以上?悩むことも苦しいこともありました。本気で辞めようと考えていた時期もあります。

 

それでも今「幸せだったなー」って思いながら引退ブログを書くことができているのは、「ひとことたち」と「ちょっとの頑張り」のおかげかな。

 

《あなたのひとことには力がある。》

 

「久しぶり!」「踊り上手くなったね」「ありがとう」「楽しそうなだけで嬉しいよ」「大丈夫?」「よく頑張ってる!」「まるこめー」

 

その人にとっては何気ないひとことだったかもしれない。でもそんなひとことたちに、私はとてもとても支えられてきました。侍を続けるきっかけをくれたのも、上手くいかないときに元気をくれたのも、頑張れる原動力をくれたのも、全部、あなたがくれたひとことでした。

 

ひとことの力ってすごいから!何か思ったら、ちょろっと伝えてみてね。受け取った側は、素直に受け取ることも大事です。

 

私はこれからも「ひとことの力」を信じ続けたいし、

踊り侍がずっとあなたのひとことを大切にできる空間であってほしいと思います。

 

《ちょっと頑張ってみる》

 

私のサムライフにおける転機はいくつもありますが、はじめのころに訪れた転機の一つは「やめようと思ったこと」でした。もっと正確に言うなら「やめる前にちょっとだけ頑張ってみるかー」かな。

 

新しい空間に馴染むのが得意ではなかったり、人に心を開くのが遅かったりする私にとって、新しい世界すぎる侍に慣れるのはとっても時間がかかりました。だから、それまでに何回も辞めようと思った。

 

この期間終わったら、辞めよう。きっとこれがサムライフ最後の期間になるから、最後少しくらい頑張ってみちゃおうかな。

 

そう思って、お部屋に行って先輩に踊り教えてもらってみたり、強化練行ってみたり、ちょっとだけ積極的に話しかけてみたり、みんなにとっては当たり前かもしれないけど、私にとってはハードルが高かったことにチャレンジしてみました。

 

そしたら、侍のあったかさに気づいちゃったんだなー!私もっと侍に居たいかも。辞めようって考えは、どこかへ行ってしまいました。

 

「どんな道でも、選んだ道を正解にするのは自分」

 

サムライフって次々に色んなことがやってくるから、受け身でいるとどんどん過ぎていってしまう。

 

だからこそ、「ちょっと頑張ってみる」みたいに能動的になってみることって大切だと思うんです。受け身だと辛くても、自分から動いてみると案外楽しくなることも多いから。

 

あなたが選んだ“踊り侍”という道。

その道を進むのに無駄なことなんてひとっつもないから。苦しいことも悩むことも、全ていつか愛せちゃうのが踊り侍という場所だから。それだけは信じてあなたの道を進んでいってください。




「侍を辞めないで、最後まで走りつづけてよかった!」

 

この2年半で出会ってくれた全ての人たちへ、本当にありがとう。みんなと見ることが出来た全ての景色は絶対に忘れたくない人生の宝物です。

 

侍に出会わなかったら、こんなに悩むことも、こんなに悔しいことも、そしてこんなにも心から「しあわせだー!」って叫ぶこともなかったんだろうな。

 

なんかまだ言いたいことあるような気もしちゃうけど…これだけは揺るがないから、もう一度だけ。

 

幸せなサムライフを、ありがとう!

またねん



まるこめあやみ