3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

ピンクぴーやんだなぁ

笑うときに鼻じわがくしゃっとなるぴーやんです!もう引退だなぁ。

 

アップの言葉下手すぎ!話しかけやすいオーラ全開のアホ過ぎる副代表のぴーやん、らっぺたんの方に向いてばかりで前向いて喋れないような渉外のぴーやん、本気で叫んで少し背伸びした高知担当のぴーやん、何も考えてなさそうにみえるぴーやん…

 

そんな私は、ずっと「自信がない人」でした。

 

踊り侍はそんな私を少し変えてくれました。

本当の自分を見つけることができたのか、理想の自分に追いつくことができたのか、私自身を変えてくれたのかは今でもわからないです。

 

【無理に変わろうとしなくていい】

 

副代表になると決めた最後の理由は、

「ぴーやんの良さはそのままで

無理に変わろうとしなくていいから。」

 

この言葉に背中押され、肩書きに囚われないでぴーやんのままで良いんだと思えたからやることを決意しました。

 

自信がないながらも、

担当志望の理由は

“チームをもっとアツくしたい”

副代表をやると決めた理由は

“踊り侍チーム全員、みんなを包み込むような誰一人置いていかない存在でいること”

 

なんかでっけえこと言ってるよね!

こんなの前に立つ人しか語れない大それたでっけえ言葉。なんかじゃないよ。

この言葉が、いつしか「ぴーやんらしさ」という安定剤のお守りになっていました。言葉にすることは怖い。周りにどう思われるか、自分なんかが言っていいのかな。時には自分を苦しめることにもなったけれど、私は言葉にすることで頑張れる自分がいて、仲間を知れる最強のツールにもなったから。

 

そして、

【心の底から想えること】

 

この言葉を常に練習中、大切にしてきまし。

あなたは心の底から、しあわせだ。

と言えてますか?

 

私は、みんなが心の底からこの言葉を言えているかどうか考えてきました。練習に力が入らないときほど、周りをよくみてください。いつもより声を出してみてください。円陣で「さむらいやっふー!」が言えることを噛みしめてください。給水で目をみてお疲れ様と言ってみてください。何百人もの仲間と踊れる幸せを感じてみてください。どれも22代目3代が始まったその日から、自分が大切にしてきたことです。

みんなの心の底から叫ぶしあわせだ!をまたみれる日がきますように。

 

最後に、

せっかくの2年半、踊り侍の空間にいるときだけは、自分のために楽しんでください。辛かったら休んでみよう。離れたからといって今いる場所の大切さに気づけなくてもいい。一瞬でも幸せと思える瞬間があれば、信じて此処に居続けてみてほしい。

 

自分のためにと思いつつも、私は悩んだ時、嬉しかった時、悲しかった時も、全ての一番は仲間のためを想っていました。

私はいつだって、仲間を幸せにしたかった。

自分のことを好きでいてくれる仲間たち、辛い時に話を聞いてくれる仲間たち、頼ってくれる仲間たち、いつも側に居てくれる人を幸せにしたい。

憧れなんてなかった私にとって、これが私の踊り侍での生き方でした。

 

隊列の周りにいる仲間を鼓舞すれば、何か繋がれるような気がするから声を出す、私の踊りが誰かの力になるかもしれないかから、踊ている自分のことは好きでいる、練習を頑張ることは、目の前に信じたい担当がいて、ずっと頑張ってくれてる練習部に最高の練習を届けたいから。1人でも多くの仲間と一緒に幸せを感じること。この全てが私が踊り侍に居たいと思えた理由でした。

 

想いを大切にできる人、どんなときも一生懸命であれる人でいたかった。

ぴーやんに会うだけで笑顔になれちゃうような、今日も練習頑張ろうって思えるような存在。ぴーやんという存在が、いつまでも踊り侍に居続けてほしいと思ってもらえるような存在でいることが目標でした。

 

「向日葵みたいな存在でありたい。」

 

それは、誰かにとって“もう一歩頑張ろう”の力を与えられる存在でいること。

なれていたかはわからないけれど、私にとって太陽のような仲良しに少しでも近づけてたら良いな。

 

20代目で踊り侍の本気・凄いチームであることを知って

21代目で自分の存在価値に気づかせてくれて沢山の幸せを感じて

私はそんな踊り侍の空間が好きで、まだ此処に居たいと思えたから。

 

“22代目踊り侍、この代に居て良かった”

 

そう一人でも多くの仲間が思ってくれていたら嬉しいです。

 

ここまでついてきてくれて、ありがとう。

23代目、24代目、その先いつまでも踊り侍が世界一誇れる幸せな空間で溢れますように。

 

後輩へ

私にとって、いつだって頑張れる理由が後輩でした。羨ましいほど純粋で、直向きで一生懸命な姿はいつも私の力になってました。慕ってくれて、なめてくれて友達みたいな存在でいれたことが幸せだったよ。

 

同期へ

忘れたくない思い出の隣には、いつも同期がいました。どんなときも、これがぴーやんだからって、笑って受け入れてくれて、ダメなところは面と向かって伝えてくれたみんなが、どこまでも優しい仲間想いのシーサーが大好きでした。

 

パンツあいももへ

ここまでいろんなことがあったね。正解なんてわからなかったけれど、どの期間もなくてはならなかった。2人と過ごす時間が誰よりも大好きだったよ。

ぴーを必要としてくれてありがとう。