3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

カマキリ星人


僕はちっぽけな人間でした。
感情が冷めてて、心の無い人でした。

だけどこの踊り侍に出会って、自分という人間を大きく変えられてきました。その変化は普通の人にとっては小さな変化かもしれない。けど僕にとっては大きな変化でした。

人の成長は、人それぞれです。
周りの人と比べたって、意味がない。
人と比べて、劣等感を感じたり、逆に、人と比べて自信を持てることだってあるかもしれない。けど、そんなのは踊り侍という一つのサークルの中だけじゃ、ほんの小さな差だと思ってます。
人には人それぞれの頑張り方がある。
だからこそ、自分史上最大の努力をしてください。他人と比べるんじゃなくて、自分を見てあげてほしい。その姿にどんなに自信が持てなくたって、向き合ってみてほしい。いつかきっと、あなたの得意なこと、自信持てること、そういったものが見つかるはずです。

こんなに無愛想であっても、
声を掛けてくれる人がいて、必要としてくれる人がいて、信じてくれる人がいた。
ありがとうって言葉だけじゃ足りない。
それ以上の感謝がこの場所にはあります。

あなたに伝えたいこと。
仲間に伝えたいこと。
たくさんの想いがこの踊り侍には溢れています。
その想いを言葉にしなければ勿体ない。
そう17代目に教わりました。
ずっと、心に留めていた。
それで満足していた。
それであったかい人間になった気がしてた。
けど、変えられてばかりじゃなくて、次は誰かを変えられる人でありたい。
感謝の言葉が溢れるこの場所で、誰よりも素直になりたい。
素直な気持ちを自分の姿で、そして自分の声で届けたい。
それが誰かのほんの小さな力になれればそれでいい。

一生忘れない。
一生の宝物。
それが3年間共に過ごしてきた踊り侍です。

本当に今までありがどうございました。