3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

UUU

UUUです!とりゆーと呼ばれてる人です!
悩みに悩んで書くことにしたブログですが、最後に何か伝わればいいなと思います。


侍に全てをかけていたわけでもないパンピーな私が何を言えるのかと考えてみた結果、2つのことかなと思ったので読んでみてください。
まず一つ目は「他で何をやってもいいけど侍に来たらその場では本気になれ」ということです。一、二回生の中には侍の他にもサークルに入っていたり、他チームに行ったりして別のことをしている人もいるかもしれません。私自身もみんなが知っている通り、地元のチームと侍を半年ずつやっていました。だから私の中では他チームに行っている、というより両方自チームという感覚が強いです笑。今振り返ってみると、侍に全てを捧げている人を見て、侍でもうちょっと何かできたかも知れないとか思うことはちょくちょくありましたが、それでも結局自分がした選択に後悔はないと思っています。私が二つのチームをやる中で、そういった悩みを持ちながら行き着いた答えが最初に言った、「その場では本気になれ」ということです。とは言うものの私自身が一回生の時は人数が多く、人見知りではなかったおかげで「それなり」には上手くやっていたけれど、自分の居場所とは思えなかったし、それでやる気も全然出なくて適当に振りテストや練習をこなしていました。、でも別のチームに行った時、本気で取り組んでやり切る楽しさを知ることができてからは、侍でもそうしたいと自然に思えるようになりました。それまでは侍に全力で取り組んでいる周りの人たちと適当な自分との間に壁を感じて、一つになれなかったけどそこに来たらみんなと同じ気持ちで全力でやれば、同じ方向を向けるってことに気づいたんです。サムライフは自分の考え方次第でつまらなくも、楽しくもなります。もし悩んでいる人がいたら私
と同じ考えじゃなくてもいいから、どうせ参加するなら楽しめるように自分なりの向き合い方を決めてみれば道が開けると思います。
2つ目は「一つ一つの周りとのつながりを大切にしてほしい」ということです。私は侍に憧れて入ったわけではなく純粋によさこいをやりたくて、大学生だしサークルに入ってみるかという軽い気持ちで入会しました。だから「踊り侍」っていうもの全体を好きになることが求められてる気がしてずっと居心地が悪かった。でもだんだん、特に同期は3年間も一緒にいると一人一人についてよく知るようになってきて、それぞれと深い話やいろんな話をするようになりました。これは最近気づいたことですが、自分は思っているよりみんなのことを知っていたということです。そしてみんなのことを実はかなり尊敬していたということです。それを自覚した時私は侍が好きになって、
入ってよかった、辞めないでよかったって強く思えています。


だから今もし一、二回生の中で侍と距離を感じている人がいたら絶対に諦めないですぐ隣にいる人を知ろうと頑張ってみてください。そうすればそこからどんどん全員と繋がれるはずです。すぐには分からないかも知れないけど、終わりに近づけばきっとその努力は無駄ではなかったと思えるはずです。
長くなっちゃったけど読んでくれた人はありがとうございました。みんなが自分らしくサムライフを送れることを祈っています。最後に三回生のみんなありがとう。かっこよくて憧れです。