假屋崎の王子様

みなさんこんにちは！踊り侍3回生のかりぷりです。 ちゃんとしたよさ名は假屋崎の王子様っていいます(笑)

特に1回生のみんなからしたら他チームばっかり行ってる先輩って イメージがあるのかな？でも侍に入ったばかりの頃の私は、"侍好きすぎ侍オタク、他チームなんてどうでもいい、やっぱ侍がいちばん"っていう典型的な侍でした、 意外かもしれないけど(笑)

なんだか言いたいことがまとまらなかったので、 私のサムライフで感じたこととか思ったことを綴りつつ、1.2回 生へメッセージを残したいと思うので、よかったら最後まで読んでね(^^)

1回生の私は、憧れの侍にやっとの思いで入ることができて、侍が楽しくて仕方ありませんでした。 どんなに距離があって時間がかかっても毎日のように踊り込みに行 ってました。どんなに熱が出ても正規練に行ってました。 侍は第二のホーム、家族のような存在でした。だからこそ、こんなに頑張ってるのにって悔しい思いをすることもたくさんあっ た。

私は自分に自信がない人間です。

だけど、自分の頑張りを見てくれてる人は少なからず必ずいて、そんな人たちにたくさん救われてきました。 たくさんのチャンスをもらうこともできました。"自分を認めてくれて、褒めてくれて、救ってくれる存在が現れた時、そんな存在を大切にしてください"。そしたら今度は"あなたが誰かにとっての大切にしたい存在になってください"。 誰かの頑張っている姿を見て、すごいな！カッコいいな！やるやん！って思ったら絶対に伝えてあげてください。 あなたの言葉に救われる人が必ずいます。

話は変わって、 私が侍の外の世界に興味を持つようになったきっかけは1回生の神戸でボラスタをしたときに関西チームの演舞を見たことです。幼い頃からよさこいをやっていた私にとって衝撃で、でもお客さんを笑顔にする全力の姿に心を惹かれました。そんな人たちと実際に話してみたいと思って、交流をするようになりました。 元から人と話すのが大好きな私にとって貴重な経験でした。こんな経験ができたのも、侍のおかげです。

最後に私が言いたいこと、一つ目は"やりたいことを本当にやってほしい"ということです。

踊り込みをひたすら毎日頑張るでもいい、過去演舞を極めるでもいい、みんなと過ごす時間を大切にするでもいい、そんな中で私は侍の外の世界に飛び出してみたりもしました。 そこで得たものはたくさんあって、そこでしか得られなかったものだと確信してるから、後悔はしてません。もちろんそれが全てではないし正しいとかないです。だけど、何となく遠慮してやっぱりやればよかったとか後悔はしてほしくな いから、勇気のいることでも一歩踏み出して、やりたいことを全力でやってください！

そして二つ目は、"仲間を認めてあげてほしい"ということです。 私みたいに侍の外の世界に出ることが多い人がこれからも出てくる かもしれない。もしかしたら侍にとって異質な存在かもしれない。 侍がいちばんのあなたにとって理解できないかもしれない。だけど、その人は侍にいるときは侍に100%全力を注いでいます 。侍への愛は緩いでいません。 今よりももうちょっと目を向けてみてください。 きっとその人は頑張っていてキラキラしているはずです。 それは学校が忙しかったり、 侍の他にも頑張っていることがある人にも言えることです。 侍にいる時間は短いかもしれないけど、久しぶり！ ってなることが多々あるかもしれないけど、 侍にいるときはいつだって侍に100%です。『侍"が"100% 』も『侍"でも"100%』もどちらの人もいて、そんなみんなが "一緒に100%"になっている、それこそが踊り侍だと思います。 これからもそんな空間であるように、これからはみんながそんな空間をつくる番です。 みんなは本当に素敵な空間にいます。

私の話に戻って、たしかに今は1回生2回生の頃と比べて侍で過ご す時間が減っていたかもしれない。だけど、侍にいるときは100 ％全力でいたと自信を持って言えます。そして、 踊り侍の一踊り子である誇りとこの場所に居られてこの場所で踊れ ることへの感謝の気持ちがなくなったことはありません。

踊り侍に出会えて、私は幸せ者です。

もちろん悔しい経験も苦しい経験もたくさんあった。 侍が私を縛る存在になって逃げ出したい時もあった。だけど、ここでの経験は無駄じゃない。全てが私の糧になっています。

私を踊り侍と出会わせてくれてありがとう。

私を踊り侍にしてくれてありがとう。

私を踊り侍として居続けさせてくれてありがとう。

最高の2年半のサムライフでした！！

ばいばい！！