キティ

何を書こうかすごく迷って、最後に何を残したいか考えた時に、私は今まで自分のことをあまり伝えてこなかったと思うので、少しだけ自分の話をしようと思います。

私は今まで色んなスポーツをやってきたり、色んなことを中途半端に手を出してきた人間でした。なんとなくやればそれなりにできると思ってたから、今考えれば本気の努力もしてこなかったし、挫折もあまり味わったこともなかったと思う。

でも最後に学生生活を送る中で何か１つのことに本気になりたいと思った。そう思った時に踊り侍という空間に踏み入れて、ここでなら本気になれると感じて、入ることを決意しました。

入ってからは踊りにひたすらのめり込んで、ただ楽しくて、侍は夢のような場所だと思ってた。
でも、この2年半で楽しいだけの侍以外もたくさん知って、こんなはずじゃなかったって違和感を覚えたり、うまくいかないこと、自分のやりたいことができなくて、悩み苦しむことも多かった。ここに入ってから私は本当の挫折を始めて味わったと思う。自分が踊り侍にいる意味を見出せなくなって、行きたくないと思うことも多かった。何もできない自分が嫌いで、仲間に対して劣等感しかなくて、自分よりも遥かに秀でたものを持ってる人がたくさんいるこの空間は私みたいな人間にとって生きにくいと思った。

でも、今思えば挫折を感じるのも、自分が自分なりの本気をかけてきたからだと思うし、心から好きなことだから、熱中してるものだからこそ辛さも、苦しさも増すんだと思った
私にとってこう思うくらい夢中になれる場所は踊り侍しかない。

そして光を見失った時、私を支えてくれたのは紛れもなく、ここで出会った仲間で、みんなと一緒に頑張り続けたいから、この人たちのために何か頑張りたいと思えたから、踊り侍にいたいと思うことができた。
周りにいる仲間が私を認めてくれて、後輩が憧れてくれて、たくさんの仲間の力を借りて今踊り侍として私はいられると思う。
感謝してもしきれない。本当にありがとう
こんなにも夢中になれる空間は他にありません

そして優しくて頼もしい後輩のみんなに一言！
いつまでもひたむきに頑張り続けること、貪欲に物事に取り組むことを忘れないで欲しいと思う。頑張り続けることは1番大変、この頑張りが無意味かもしれないって不安になるかもしれない。でもいつか努力が報われる時が来る、どこかにその頑張りを見てくれてる人がいるから。
私自身、自分の取り柄が何かわからなくてずっともがいてた。埋もれたくなくて自分の武器になるものがほしかった。そんな時私がなんでここにいるのか考えたとき、やっぱり根底には踊り侍が好きで、踊りが好き、この仲間と一緒に踊っていたいという気持ちがあった。だから、どんな時でも大好きな踊りだけは極めたい、頑張りたいって思って努力をし続けられたんだと思う
その努力を誰かが認めてくれるんだよね
この空間は本当に幸せな空間
挫けそうになっても、踊り侍が好きな気持ちだけは変わらなくて、ここで頑張りたいと強く思い続けることができる。
頑張り続けるのは難しいけど、自分の理想や憧れに向けてひたすらに夢中になれる空間がこの踊り侍だと思う
これからも自分の夢に向かって走っていってください！
ずっと応援してます

大好きな同期へ
私はみんなが同期で本当に幸せでした
みんなと最高の仲間になることができて、信頼し合えるようになって共にサムライフを過ごすことができて良かった。
みんなが輝いてみえて、羨ましいって一歩引いちゃうと思うときもあったけど
本当に尊敬できる大切な仲間
波風立てるのが嫌いだし、自分の意見は言えないし、周りのことばっか気にしちゃうこんな私と仲良くしてくれてありがとう
色んな同期に支えてもらって、私は今此処にいることができてる
大好きな人たちといつまでも仲間でいたいので、これからも定期的に集まろうね

最後に長くなりましたが
ここで私は人間としても成長することができました
犠牲にしたものもある
この道でよかったのか悩んだときもある
けど、自分の選んだ道が間違ってたなんて思わない。
ここまでやりたいことをやらせてくれた家族には頭が上がりません
ありがとう

色んな経験をして、一生忘れない大切な学生生活の思い出を作ることができました
たくさんの夢を見せてもらいました
最後の一瞬まで輝き続けて、早稲田祭でこの2年半の想い全てを込めて踊りきりたいと思います

ありがとう踊り侍！！！