朝比奈ァ

「Up to you」全部＂あなた＂次第だよ。

あとほんの数日間の命。
私が最後に、愛する踊り侍に残せる言葉は
これしかないと思いました。

「よさこい」に夢中になって、寝食を忘れて踊り狂った1回生の自分。

コロナ禍による祭りの中止に悩みながらも、演舞署、「シン・祭」企画チームリーダーとして、仲間やチームに向き合いもがき続けた2回生の自分。

今年度演舞を、デビューすることなく引退しようとしている3回生の自分。

全部、全部。
紛れもなく、自分の意思で選んできた、
私だけのサムライフです。

「踊り侍はなりたい自分になれる場所。」

昔憧れの人が言ってました。
全くその通りだと思います。

私の信念について少しだけ。

「自分のパフォーマンスで誰かの世界を変える。」

20年間、その一心で突っ走ってきました。
手段は何でもいい。
よさこいでも、合唱でも、ミスコンでも。
自分の踊りで、声で、笑顔で。
自分の最大限のパフォーマンスによって、
誰かの心を揺り動かせる。
私にとって
こんなに幸せなことって他にないんです。

そのために、誰よりも美しく、力強く、観客を惹きつけるパフォーマンスを。

そのためなら、どんなにキツい練習でもやり抜ける。
ステージに上がるまでに、やれる事は全部やる。

そして、それだけ努力を重ねたからこそ

ステージに立つ上で、他の誰にも負けたくなかった。
私が1番輝いている。
常にそのくらいの自信をもってステージに立ってました。

最後だから言っちゃった。
ご覧の通り、結構我が強い人間です。

2年半の儚い命、あなたの好きなように生きてください。
自分を、貫いてください。

好きなように生きるって
自分を貫くって
結構勇気がいると思います。

周りの目が気になったり
変わろうとする自分が
変わるまいとする自分が
怖くなるかもしれない。

でも、自分にとって
それが心地のいい生き方なら、
どうかそれを2年半貫いてください。

身勝手上等。
エゴ上等。

欲がある奴が、1番泥臭くて美しいよ。

夢のように儚い、たった2年半のサムライフ。
"あなた"が＂あなた＂でいられますように。

全員、1番輝け。

p.s.
踊り侍＂朝比奈ァ＂に関わってくれた全ての人に
最大限の愛と感謝を込めて。