3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

トントトン星人

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こんにちは!トントトンです🥟
この二年半のサムライフで得たものといえば「餃子」っていう印象を得ましたね🤪とても大きい財産です、はい🤪

というのは置いておいて、まじめに私の思いを綴らせていただきます。

ー「声を上げること」は怖いことじゃないよー

皆さんご存知だとは思いますが、私は2021年度IXABAの統括を務めさせていただきました。
IXABAを開催したかった理由はインスタとかで言ってたと思うので省略して、今回はそう思った経緯について少しだけお話しします。

お話しする前に伝えておきたいことがあります。私は一回生の頃から侍コミット人間でなければ、侍を本気でやめようかと迷ってたこともありました。そんな人間でも「やってみたい」と思ったことがあって、私はたまたまそれが踊り侍の中で実現させたいものでした。だから、どうか「私なんか関係ない話だな」と思ったあなたに、少しでも力になりたいので読んでくれると嬉しいです。

私は一回生の秋くらいまで、自分のやりたいことを模索状態でした。というのも、大学に入ったのは自分のやりたい勉強をするため。なのに、侍を続けることで勉強が疎かになってしまう。そういう考えから、侍は趣味程度でいいかなと思ってやっていました。
でも、早稲田祭のスタッフ発表の時に前に出出した同期を見て、「負けたくない」そんな思いが芽生えました。自分の近い存在がどんどん遠くにいってしまうようで、寂しさと悔しさを感じました。そこから少しずつ、サムライブや新歓のリーダーを務めさせていただいたり、お披露目班長をやらせていただいたり、周りにちょっとずつ認めていってもらえた気がしました。

そんな時にコロナで自粛になり、自粛期間を経て活動が再開しました。再開後の侍の活動に対して、他チームさんからよくない評価をもらっていると知りました。私はその時すごく悔しくて、そんなところで評価を下げたくないと強く思い、少しでも変われるならと勇気を持って三役意見箱に意見を出しました。これは私の中でのターニングポイントでした。

これがきっかけで侍が良くなったとかそういう訳ではないけど、私の中で「他のチームに負けたくない」「変えるためには声を上げることが必要だ」この思いが強くなりました。

ガルル代の侍の行動力は、同期の活躍もあって本当に自慢できるくらいすごかったと思います。でも、20代目に差し掛かる時に何も無くなってしまうんじゃないかなという不安もありました。

その時に私は今までに経験した感情から、「他のチームに出来ることで侍にできない事はない」「侍だからこそ出来ることがある」「新たな挑戦に挑みたい」このような思いから【単独公演】をやりたいと思い、声を上げました。

以上が私のサムライフの中で築いて来た感情でした。私の伝えたいことをまとめると、どんな事であっても侍でなくても、自分の感情を声に出す事は怖いことじゃない、それがきっかけで何かが変わるかもしれない。私はそれがたまたま踊り侍の中の話であった。
または、あなたにとっては小さい一歩かもしれないけど、誰かにとってはそれが大きなものになるかもしれない。あなた一人一人の思いを大切にしてください。どんな事でもいい。私はずっとあなたの事を応援し続けたいです。


トントトン星人として過ごして来た2年半で、周りにたくさん支えられながらも自分も少しでも誰かの役に立っていたかなと、侍にいたから感じられました。本当にここは素敵な場所です。だから、これからの踊り侍もどうか人を認め合えるサークルでいてください。みんながそれぞれの頑張りがあることを理解し合ってください。本気を笑わないでください。ここは本当に幸せな場所で、やりきれる場所でした。

本当に楽しかったよ。また会う日まで!!!

P.S
後輩へ
侍の伝統は残しながら進化し続けて下さい。侍にある伝統やルールは、その代が一生懸命考え、侍にとって1番いいと思ったものを置いて行ってくれているはずです。どうか、それを理解して進み続けて下さい。