3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

シャーピン

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"生き急いでる"

2年半で1番言われた言葉は
これだったような気がします

僕が必死に生き急いでいた理由
それはとても簡単で

愛おしい仲間と生きる
何にも変えられない しあわせな時間を
1秒でも長く、大切に過ごしたかったから

ただそれだけでした

無駄な時間なんて作りたくない
みんなと必死に生きる時間を守りたい

そう思って2年半過ごしてきました

余裕なんてなかった
苦しいことの方が多かった
報われない努力なんて数え切れなかった
何度も全部投げ出して逃げ出したくなった

それでも

どの瞬間を切り取っても、
我武者羅に生きてきた自信があるし
何にも変えられない仲間ができた

これが僕の誇りです

かけがえのない"あなた"が
僕の必死に生きたいと思う理由でした


残りの時間を意識して、たまには焦ってみるのも悪くないと思うんです
それで短い命を大切にできるなら

2年半なんて一瞬で
ボーっとしてたら終わってしまうから
『まだいいか』とあくびをしてる暇なんてないから

体と心で
あなたの夢を 必死に生きてください

大丈夫
こんなに生き急いでるやつが
こんなにもしあわせだと思えているから


長くなっても読んでくれるあなたへ
あと伝えたいことを2つだけ書かせてください

心のままに、好きなように好きなだけ踊ってください】
"何かになりきる・何かを演じる"のではなくて、"自分の心が表現したいそのものになってしまう"くらい踊りに没頭できたとき、あなたは表現に徹することができているはずだし、あなたの踊りはあなただけものになるでしょう。
めちゃくちゃ噛み砕いて言うと、自分の感情をどれだけ無意識に踊りに乗せられるかってことです。踊っている時に良い意味で自分が自分ではなくなってしまう感覚、体が頭を超えて勝手に力が溢れて動いてしまう感覚、それこそが僕が固執していた『心で踊る』ってことのヒントなのかもしれません。
自分だけの強みなんて、作らなくていいよ。あなたが心のままに踊っていたら、きっとあなたの要素は自然と増えていくはずだから。此処にはひたむきに頑張るあなたを、放っておかない仲間がいるから。


【考えすぎずに、直感を信じてください】
僕は考えすぎて後悔したことの方が多いです。できるだけ良い選択をしたくて、考えてもどうしようもないことを思いあぐねてしまうことってあるよね。
でも、時には悩んで迷うことも大切だけど、「なんかわかんないけどこうしたい」っていうボヤッとした直感ってすごい力を発揮することが多いんです。
しかも、「なんかここいいな」って直感でビビッときて、踊り侍という場所を選ぶことができたあなたは、間違いなく、力のある直感を持ってるはず。
自分の気持ちに正直に生きるのは決して簡単なことじゃないけど、自分の心からやりたいこと・欲しいものに素直に生きてください。
それがきっとあなたらしい未来を形作ってくれるはずだから。直感の"好き"という気持ちが、人を動かす一番強い原動力になるから。

 

宝物と呼ぶにはあまりにも泥臭い日々だったけど、踊り侍が見せてくれた、汗と涙で滲んだ景色の1つ1つが間違いなく僕の宝物です。


2年半の愛おしい"夢"へ
出会えた全ての"あなた"へ

ありがとう