波っ

"お前の個性って何？"

二つ上の先輩が引退する少し前にかけてくれた言葉です。
踊りを教わってた時に言われた言葉だったけど、踊りだけじゃなくてサムライフに幅を広げても、当時は答えが見出せなかった。

人と違うことが個性なのか。
生まれ持った特性が個性なのか。

「個性」が見つけられないまま一年たって、今度は別の人から別の質問をされました。

"どんな練習部でありたいの？"

一見全く関係のない質問。
だけどこの二つ目の問いを考えてると、一つ目の問いに対する自分なりの答えが見えてきました。

そこでたどり着いた答えが、
「自分の思い描けた理想の姿」も個性になる、
というものです。

何を言ってるんだって思うかもしれません。
架空の理想と現実の個性。
そもそもが別のベクトルの言葉じゃないかって。

人はそれぞれ違ったモノを持っています。
思考、体、環境。
全く同じ人は誰一人としていません。

だからもし仮に、二人の人が全く同じ理想像をコピーしようとしても、同じものにはならないはず。

その人ならではのものがどこか顔を出してくると思うんです。
それこそが"個性"以外に他ならないのではないでしょうか。

だから恐れずに追ってみてください、あなたの理想を。
小さいものから大きいものまで。
自分で描けた理想なら、どんなに険しくてもきっとそれは実現できる！

"個性"、それは踊り侍を豊かにしてくれるはず。だって個性は踊り侍らしさの大事なパーツだと思うから！
きっとそれはあなたのサムライフを豊かにしてくれるはず。周りの人、そして自分のかけがえのなさを気づかせてくれるから。

最後の最後で当たり前のことにたどりついちゃいました。
でもこれってきっとすごいことなんだなって思います。

踊って、悩んで、喜んで、本当に幸せな2年半でした！！
みんな今まで本当にありがとう！

このかけがえのない踊り侍という空間を、いつまでも応援し続けたい！！

これからも踊り侍とそのみんなを楽しみにしています！

じゃ〜ね〜

波っ