わがはい

自分から言いたいのは2点です。

まずは
踊りに生きて生きて生き続けてください。

どれだけ踊らない時間を大切にしていても、どれだけ踊らない時間に仲間や踊り侍への思いを巡らせても、その踊らない時間に培われた感情は“踊り”を通してでしか表現できません。
だからその“踊り”に費やす時間を惜しまないでください。
他人の一振り一振りを研究して、自分の一振り一振りに妥協せず、あなたの心の中にいる憧れの踊り侍像を常に常にイメージし続けてください。
憧れの人を執拗に研究し続けてください。
研究というのは生半可なものではありません。
その人の癖を盗み、自分の癖を理解しでください。
画面が壊れるのではないかというくらいに動画を見てください。
踊りで分からないことがあればすぐに仲間を頼ってください。
自分ができる最高のパフォーマンスは常にどんな環境でもできるように、日々踊ってください。

感情が乗るのはそこからだと思います。
心で踊ることができるのはそこからだと思います。そこまでするのかというほど踊りに対してはストイックになってください。

そこまですることでやっと、初めて踊り侍は人の心を動かすことができる心で踊る集団になると思います。
人の心に思いを刻み込む踊りができると思います。
ただひたすらに真っ直ぐに踊りを愛して踊りへの努力を惜しまないでください。
僕たちは踊り侍なんだから。

後もう一つだけ。
自分は二年間みんなに支えながら練習部をやってきました。
そんな経験を通して少しだけ。

おれが同じ熱量でいると君たちはそんな熱量通り越してすごいものを見せてくれる。
みんなの必死な顔、楽しい顔、幸せな顔、悲しい顔、嬉しい顔全部全部見てきました
そんなみんなの姿に誰よりも自分が一番助けられていました、元気をもらっていました。
幸せでした、ほんとうにほんとうに。

だからこそ言える。
踊り侍にはあなたが必要なんです。
あなたが泥臭く幸せに踊る姿が、声が、心が
思いもよらないところで誰かの勇気に、幸せに、元気につながっています。
だから自分なんかいらないなんて思わず少しだけの勇気を持って【練習】に来てみてください。
絶対に何かが変わるきっかけが散らばってるだろうし幸せな空間があると思います。
踊り侍の【練習】を心から楽しんでください。
踊り侍の【練習】を自分なりに本気で取り組んでください。
踊り侍の【練習】で仲間を感じてください。

今になって思い出すのは「世界一の変態」「メダルゼロー」などといじられたりしたくだらない日々ばかりですが、当たり前で大切なことに気づけた幸せに満ち溢れた練習部人生でした。

この二つが言えれば後悔はないかなぁ。

きっと僕は何度生まれ変わっても、必ず踊り侍に巡り会って踊り侍として真っ直ぐ生き続けると思います。

ありがとうございました。