半ライス

『幸せ』

この言葉ってすごく難しい

重くて明確に言語化できないし、使い過ぎるとすごく軽いようにも感じる

ある日こんな考えを見つけました
幸福度とは未来が現状より上の状態にある時に上がる、下の状態にある時に下がる
つまり、将来楽しそうなら幸せ、お先真っ暗なら不幸せってことですね

なるほど、理論が通る
確かにそうだなと思って信じてきました

でも、違いました、最後に崩されました

全てがはじまった大好きなお祭り
愛しつづけ成長させてくれた演舞
楽しい日常となった仲間

その全てがこの1回のステージで終わってしまう
4分半後にはこの全てを失ってしまう

この理論で言うと悲しい瞬間なのに

あの瞬間が2年半で、いや22年間で1番幸せだった

担当だってやりました
いろんな仕事もやってきました
お祭りもたくさん出ました

全てやりたくてやったことです

これまで侍にすべてを捧げてきたわけではありません
2年半という時の半分くらいは違うことをしていました
制作だってやっていません

全てやりたくなくてやらなかったことです

この選択の日々にぼくは1度も後悔したことがありません

こんなわがままな自分でもここまでこの空間に存在できた理由

『すべてを認めてくれる仲間がいたから』

この早稲田大学"踊り侍"という環境は特異で素晴らしい環境です
いろんなコミュニティを経てきたぼくが胸を張って言えます

ぼくが龍馬担当の担トークで言った言葉

踊り侍の中のあなたの居場所ではなく
あなたの中の踊り侍の居場所を探してください

この言葉を日々自分に投げかけて過ごしてきました
だからぜひこの言葉を自分に投げかけてあげてください

満足のいくサムライフを送れたか
この問いに自信をもってYESと応えられます

ぶつかることすら避け離れる時間があってもいいけど
しょうもないことばっかしかしていなくてもいいけど
はかない時間であることは忘れないで下さい

ほんとうに此処にはすごい人ばっかいます
ささえられて頼って生きていきましょう
かならず自分の楽な道をえらんでください

P.S.

ガルルをつくってくれてありがとう