3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

果たし状

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"「好き」に情熱を。"

 

この言葉を知っていますか。覚えていますか。

これは、運スタさんが掲げた早稲田祭2018のテーマでした。今年でいう、"いまを時めく者たちへ" に当たるものですね!

 

1年前の早稲田祭で、"「好き」に情熱を。"  という言葉に出会って以来、私はずっとこの精神を大事にしてきました。

 

「」の中に入るあなたの"好き"は何ですか?

 

 

よくみんなが言うように、侍は今しかできないことです。

ただ、侍以外にも大学生の今しかできないことは山ほどあります。侍にいたらできないことも沢山あります。と同時に、逆に侍でしかできない事もありますよね。

 

私はその幾多の「今しかできないこと」の中で、1番の"好き"にただひたすら真っ直ぐに情熱を注ぐことを大切にしていました。

 

なぜなら、自分が頑張れなくなった時、いくら仲間に背中を押されても、どれだけ仲間が支えてくれても、結局最後にどうするかは自分次第ですよね。仲間の姿や言葉を受けて、そのあと自分はどうするんだって訳で。

そんな時に自分で自分の背中を押してくれたのが、私の場合は、何かを犠牲にしてでも情熱を注ぎたいと思えるほど"好き"だと言えるものの存在でした。

それがたとえ周りの人と同じでも違っていても、たった1つでも、何個でもいいんです。

 


ここで言いたい事は、"好き"のためなら何でも頑張れる! なんていう無敵みたいな事じゃなく、
"好き"のためなら、たとえ頑張れない時があっても、壁を乗り越えられなくても、途中何度立ち止まっても、
頑張らなきゃ ではなく、また頑張りたい と思える日が来るということ。
そして、"好き"に夢中になれる時間は何にも代え難い楽しさで溢れているということです。
報われるとか報われないとかどうでもよくなる程に!

 

だから迷った時、前を向けなくなった時、自分が情熱を注ぎたい"好き"は何かを考えてみるのもいいかもしれません!

さっきも言ったように、それが周りの人と同じでも違っていても、たった1つでも、何個でもいいんです。
侍にいたらできないことだったとしても、その道を諦めずに自分の"好き"に情熱を注いでほしいなと思います。


何かを犠牲にしてでも情熱を注ぎたいと思えるものを見つけられたら、その熱が冷めない限り何度でも頑張る力が湧いてくる。
私にとってはそれが早稲田祭でした。

早稲田祭」に情熱を注ぎ続けてきました。

 

「」に入るあなたの"好き"は何ですか?

 

私は最後に早稲田祭で、
自分の1番好きなお祭りで、
1番思い入れのあるお祭りで、引退できることに今何よりも幸せを感じています。1番の幸せ者なんじゃないかと思えます。


最後に、今まで先輩、後輩、同期はもちろん、多方面から支えてくれた人、本当に本当にありがとうございました!
最後まで、好きに情熱を!