シリキ・ウトゥンドゥ

僕にとって踊り侍で"しあわせ"を感じていた瞬間は、【誰かと笑い合っているとき】でした。

最高の演舞を終えた瞬間。
上手く踊れるようになった瞬間。
幾多の想いが集う体育館での練習。
練習後の帰り道。
他愛もなく交わしてきた笑顔ひとつひとつ。
ただただ仲間と笑顔でいられるだけで僕はしあわせでした。

そんな僕から、あなたがこれから先のサムライフを笑顔で歩んでいける秘訣を伝えたいなと思います。

どうか、仲間を頼ってください。
悲しいとき、悔しいとき、辛い思いをしたとき、苦しいとき。
どうか、その想いを一人で抱え込まないでください。

あなたがどんな時でも信じられると思える人は誰ですか。

きっと今思い浮かんだその人はあなたを話を優しく聞いて力を貸してくれる。
それと同時にその人の心の声に耳を傾けてあげられるのも紛れもないあなたです。

大袈裟なことなんてしなくていい。
あなたができること、ただそれだけに心を込めて。
それは他の仲間にはきっとできない素敵なこと。
そしてあなたにできないことは他の仲間が補ってくれる。
そうやってこのチームはできてるんです。

人はひとりじゃ生きていけない。
でも僕たちは"一人"でも"独り"ではない。
どうか、あなたが信じたいと思えるその人を頼って、あなた自身もその仲間を大切にして、支え合っていってください。

ただひたすらに進み続けることも、
時に立ち止まることも、
全部全部胸を張って誇って良いんだよ。
あなたが笑うためにきっとその全部に意味があるから。

胸が高鳴る方へ、心躍る方へ。
あなたが選んで進んだその先にきっと笑顔でいられる未来があるはず。
最後に笑顔で終われたならそれはもう僕たちの勝ちです。

前を向き続ける全ての侍がどうか報われますように。
これから先もずっと、ずっと応援しています。
しあわせな2年半でした。お世話になりました。