3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

リトルミギー

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19代目、20代目へと向かっていく皆さんへ。

 

 


どうか、自分の生き方を誇ってください。

 

 


踊り侍は、普通に生きていたら出逢い得ない数の人と否が応でも付き合っていくことになる環境です。


その触れ合いが好きで好きで仕方ないという人もいるでしょう。


反対に、もっと人と関わって生きたいけど、上手くできない人もいることでしょう。


僕は後者の人間でした。


だからこそ、同じ境遇にあって悩んでる人がいたら伝えたい。


そんな時は、一人で生きてみてもいいんだよ、と。

 


そもそも人と関わることっていうのは責任でも義務でもありません 。


話したくなった時に会話をして、それに疲れたらちょっと休む。


苦手と分かっているから、無理もしない。


僕みたいな人間にとってのコミュニケーションって、本来その程度でいいと思うんです。だって、 1人ってやりやすいでしょ。

 

 


だから、もし君にとって一人でいることが最大の効果を産むのなら、それでいい。むしろそうするべきだ。

 

 

 

 


でも、一つ忘れて欲しくないことがあります。

 

 


あなたが一人になれるのは、あなたを受け入れてくれる仲間がいるからなんだよ。

 

 


正確に言うなら、あなたが一人になる「勇気」を出せるのは、あなたがいつでも戻れる「仲間」って場所があるからなんだ。

 


一度考えてみて欲しい。


あなたが今頑張れるのは、何故ですか?


色んな理由があると思うんだよ。


そして、どんな理由にしても、仲間の顔は浮かんでくるんじゃないかな。


生きてる中では見落としがちだけど、これってすごい幸せな事なんだ。

 

 


世の中じゃ、 一人で生きるヤツに声援も脚光を浴びる機会も与えられない。


そんなヤツに目をかける人なんていなくなっちゃうからね。


でも、踊り侍はそんな君も見放さない。


一人で頑張る君を想い続けて、応援してくれる。


本当にダメになりそうになったら、手を差しのべてくれる。


一人になれる勇気っていうのは、仲間への信頼の一つの形なんだ。


俺は、今感じてる仲間への愛を通じてそれに気づけたよ。

 

 


だから、いつか君が「1人で頑張りたい」って思ったなら、それを必要な感情と捉えて一度1人になってみてもいいんだよ。


いつでも“踊り侍”に戻ってこられるんだから。

 

 

 

 


どうか、そんな仲間がいる君の人生を誇ってください。