3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

ぽいぽい

俺にとって踊り侍は“心そのもの”です。
「ドライ人間」だった自分に“心”を教えてくれたのはこの踊り侍でした。
自分の“心”に気付いてから、一日一日が笑顔と涙で溢れるようになりました。
あなたの勇気を感じた時、
あなたの本心を知った時、
あなたの本気に応えた時、
頬は上がり、目元が熱くなりました。
そして思いました。
これはきっと自分に“心”が宿った訳ではなく、
あなたとの間の“心”に触れたんだって。
俺はこの一瞬の“心”を逃しませんでした。
だから今、こうして17代目の代表を務めているんだと思います。
俺がこの2年半、15代目、16代目を経て見つけることのできた“心”はあなたとの間にあるものでした。
きっと他にも“心”はこの踊り侍に眠っているはずです。
なぜなら、この踊り侍には一度“心”を動かされて今此処にいる奴らしかいないからです。
“心”が少しでも動かされた奴は本気になることが出来ます。
そしていつしかこのチームには、その本気が根付くようになり、その空間、雰囲気、環境があなたの“心”を引き出しやすくしてるんだと思います。
そう、だから“心そのもの”なんだと、俺は思います。
そしていつまでもどこまでも“心そのもの”で在り続けてほしい、そう思います。
そのために、18代目、そして19代目を継いでいく君たちに覚えていて欲しいことは【心を探し続けること】です。
難しくありません。
ただ君がそれを意識してないだけです。
一度“心”動かされたあなたなら、
あなただけのあなたにしかない“心”があるはずです。
それを引退するその日まで追い求めてください。
引退する明日、最後の最後まで
俺は17代目の“心”を追い求め続けます。
最後になりますが、
こんな代表でも
一緒に笑ってくれて
一緒に泣いてくれて
そっと支えてくれて
いつも親しんでくれて
最後には愛してくれて
本当に本当にありがとうございました。