3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

ヤングジャンプ


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スコール!サルーテ!どうも、ヤングジャンプです!

かなり自由に生きさせてもらいました。サムライフ。
1プレイヤーとして、自由に侍に関われたこと、そしてその環境を与えてくれた皆には本当に感謝しかありません。

僕は、人やその空間に惹き付けられてこのサークルに入りました。コロナ禍の新歓でも、どのサークルよりもキラキラして見えて1番このサークルに魅了されました。一人一人が、本当に楽しそうに、充実して見えました。だから、このサークルに入ろうと決意しました。

皆とくだらない話をして、くだらないことをしてただただ笑うこと。それが僕のサムライフの1番の楽しみで、幸せな時間でした。

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少しだけ、僕のサムライフを振り返ろうと思います。

“僕の過ごした2年半は、皆の温かさに支えられたサムライフでした。”

僕は、2回生の時、「もう侍を辞めよう。」そんなことばかりを考えていました。

気づいたら、自分がなんでこんなに踊っているのか分からなくなって、なんでイベント・お祭りに参加したいのか分からなくなって、自分が侍で何をしたいのかも分からなくなっていました。このまま闇雲に続けても意味あるのか、悩み、考え続けました。

そんな中、僕がここまで続けられたのは、間違いなく皆の温かさがあったからでした。

このままフェードアウトしてサークルを辞めようと決意し、制作に参加しないことを決めた時、「名前だけでもいいから参加しなよ。」「ゆるくやろうぜ。」そんなそっけない、温かい言葉をかけてもらい、途中参加という形で制作に参加しました。今思えば、こんな素敵な演舞の制作に関われて良かったと心から思います。

今年のソーランで濃厚接触者になり、2日目の参加ができなくなった時、電話越しで担当さんが泣きながら悔しい気持ちを抱えて話している時も、「皆でソーランに出たい。」「3回生をソーランに出したい。」そんな担当さんの温かい想いが伝わってきて、グッときました。

ガルル振り入れから一緒に頑張ってきた仲間がいて、練習から一緒に帰る仲間がいて、隣で幸せそうに無限に喋っている仲間がいて、常に皆が楽しめるように考えてる仲間がいて、盛り上げ上手な仲間がいて、前に立って笑顔でみんなを引っ張る仲間がいて、シェイシェイシェイシェイ言ってる仲間がいて、一緒に馬鹿やって朝まで馬場で過ごす仲間がいて、ヤンくん!とマブダチのように気軽に話しかけてくれる後輩がいて、だる絡みに楽しそうに付き合ってくれる同期・後輩がいて、、、、、

そんなみんなが自分の原動力になっていて、自分のかけがえのない仲間になっていました。あと少し頑張ろうと思えるきっかけになっていました。
こんな温かい皆がいたからこそ、僕はこうして引退を迎えることができています。

侍の皆は、優しくて、温かくて、真面目で、ひたむきで、純粋で、そんな皆の姿を見ていると、自分が醜くて嫌に思えたけど、それでも、それ以上に、皆の優しさ、温かさに救われました。

本当にありがとう。
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最後に、皆に伝えたいことは、

“ただひたすら悩んでその過程を大事にして欲しい。”

僕はそう伝えます。
悩む過程それ自体に、思考の成長があります。たくさん考えて、悩むことで、後の選択に自信を持てるし、あの時こう考えて、こう決めたから、今度はこうしよう。今度はこう考えられる。こんな感じで。

選択後に選択しなかった人生を生きることはできません。だから、しなかった選択の結果はどうでもいいのです。選択過程でたくさん悩んで下さい。そうして下した選択は自分の人生をよりよいものにするはずです。

所詮サークル。考え過ぎたらこう思って、気楽に行こう。でも、組織の為に懸命に動いてくれる人への感謝を忘れずに。

読んでくれてありがとう。
皆の活躍を陰ながら、心から応援しています。

カービィ、後輩の皆、今まで本当にありがとう。

僕は皆から色んなものを貰ってばかりで、支えられてばかりだったけど、こんな温かい空間にいれて幸せでした。

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