3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

私も常磐線

【私も常磐線

引退ブログ

よさ名を“私も常磐線”と言います🚃𓈒𓂂𓏸

毎回よさ名を聞き返されて、由来から説明するちょっと面倒なこのよさ名が好きでした。

もう説明することもないと思うと寂しいな。

みんなみたいにかっこいい言葉は残せないけど、私はここで感謝を伝えられたらなと思います。

私はこの2年ちょっとのサムライフで仲間の存在、言葉に助けられてきました。

私は要領が良くないので、課題や実習があるとうまく両立が出来ませんでした。同期はどんどん踊りが上手くなって、役職を持っていく。そんな姿を見て、すごいなという尊敬する気持ちと取り残されたという引け目を感じていました。

1、2回生の頃は『お祭りに出れるようになるまではやめない』という気持ちと、同じ境遇である同じ専攻の3人が心の支えだったと思います。

2回生の時に制作に参加するか、やっていけるのかすごく迷い、そもそも侍にいていいのか、というところまで悩みました。

そんな時に、4回生が引退する前の強化練で一対一で話せるコンテンツがあり、そこで先輩や同期にもらった言葉が引退までの私を支えてくれました。

「自分のペースでいいから頑張ってね」
「練習にいてくれると嬉しい」

練習に行けないことに引け目を感じていた私にとってこの言葉の存在はとても大きかったです。他のところで頑張っている私を認めてくれているような気がしました。

同じ専攻の友達と情報共有をして、授業終わりに練習に行ったことも頑張れた理由です。

他のみんなに比べたら侍にいる時間は短かったけど、それでも「頑張って」と実習に送り出してくれて「お疲れ様」と迎え入れてくれる素敵な空間でした。みんなそれぞれの活動の形があって、それを受け入れてくれる侍。

3回生になってからは憧れていたお祭りにも参加できて、先輩たちが言っていた侍はこれかー!と遠征の楽しさを知れました。みんなともっと遠征したかったなぁ。

コロナ禍で思い描いていた活動は出来なかったかもしれないけど、それでも素敵な思い出がたくさんできました。
 
引退も実習の関係で早くなっちゃったけど、後輩や同期がミサンガをくれたり大好きな同期からメッセージやお花を貰えたりしてすごく嬉しかったよ。

高一の時に初めてよさこい見て「カッコイイ、やってみたい」と思わせてくれた“踊り侍”の一員になれて幸せでした!!!みんなありがとう!