3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

レッドロック

私は、踊り侍という場所で、本当の自分の心を見せることがとても苦手です。
それから、人を信じることが苦手です。信じて裏切られることは、すごく怖いし、人の心に触れれば触れるほど臆病になっていく自分がいます。

でも、そうやって苦手なことから目を背けていると、いつまでたっても、心からつながることはできない。
心の距離は縮まりません。
いつまでも交わらない、ねじれの位置のような関係で終わってしまうのは、とても悲しい。
だから、今さらかもしれないけど、今だからこそ、みんなを信じて、素直な心をさらけ出してみようと思います。
今日まで言えなかったことがあるから、もしよかったら、聞いてください。

それは、私は、さんちゃで引退したということです。

まず、さんちゃ後のお祭りに参加しないという選択をした理由は、侍以外の授業や予定が鬼畜に詰まっていて、この状態で100%のエネルギーを持ってお祭りに取り組むことができないと思ったからです。

...とは言っても最後の早稲田祭だし、無理したらできるのでは?って思う人もいるかもしれないんだけど、私は侍を無理してやるのではなく、存分に頑張れる時に頑張る場所でありたいと思ってます。
物理的には、両立できるのかもしれませんが、自分の気持ちが、侍と他の活動をを両立することができなくて、忙しくなればなるほど、自分のしたいことを見失ってしまうから、参加しないと自分で選択しました。

だから、私にとって最後のお祭りはさんちゃでした。

本当はさんちゃの日の終わりに、みんなに引退することを伝えようと思ったんだけど、その時はみんなにどう思われるんたろうって考えたら、言えずにいました。

心のどこかで、みんなに自分の気持ちを伝えることが怖いなぁという気持ちがあって、きっとみんなは受け入れてくれるってわかっていたんだけど、どうしても心の葛藤に負けて、勇気を出せなくて、全員の前で伝えることができませんでした。

でも、その日の最後に、本当の気持ちを近くにいた侍の子に話したら、共感してくれたり、早稲田祭おいでって誘ってくれたりしました。
本当の自分の気持ちを話して受けとめてくれて、すごく嬉かったし、今さらだけど代のテーマにある『結び』の信じることを今、してみたくなりました。

終わりが近づいているこんな最後だけど、みんなの心の中を知りたいと思うのはもう遅いですか?

今さらだけど、もっとみんなのこと知りたくなったし、もっとみんなの心と繋がりたいし、もっとみんなのこと信じてみたいって思うのはまだ間に合いますか?


早稲田祭、観に行きます。

会場にいるお客さんの誰よりも、みんなの踊り、そして、その心を全力で感じたいです!

だから、みんなもその良さを、その心を、その熱さを、その楽しさを全て魅せて!!
ね!!よろしく!!
みんなを知りたい!信じてみたい!って今思えて、その挑戦を終えられてないから、本当はこのblogで侍に対して感謝の気持ちを伝えたいのですが、まだ言わないでおこうと思います!!