3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

あかねぇ

どうも!3回生の北極、佐藤、あかねぇ、暴ちゃんです!!

お気づきでしょうか。呼び名にどんどん愛嬌が出て来ていることに笑

対人場面における私は姉御肌で、口が強くて、男勝りで気分屋で、余裕があって、ちょっとだらしない。
でも本当の私はさみしがりやで、甘えん坊で、すぐ不安になって、1人でいたくなくて、誰よりもお子ちゃまでした。
そんな天邪鬼な私をみんなが、何も言わなくてもわかってくれて、可愛がって(?)くれたことが呼び名にも現れてるのかなと思っています。
紛れもなく、今の私はみんな無しではあり得ません。ありがとう。えへへー大好きだよー!


この2年半、悔しいこともこの上なく幸せなことも色んなことを経験して、私は私としての強さ、生涯大切にしていきたいものを見つけました。
私の1番の武器は言葉にすること。
先輩、同期、後輩への感謝はゆっくり伝えるとして...社会に飲まれてクサイことなかなか言えなくなっちゃう前に...早稲田祭を、引退を目前にした命を削るほどのこの高揚感を伝えたい。

ありがとう早稲田、ありがとう踊り侍。

私が心より愛する早稲田と、サムライフに最上級の敬意を払って、この言葉を残していこうと思います。


サムライフは、人生は、100キロハイクだ。』

1区、わくわくが止まらない。ゴールへの憧れ。楽しい、楽しい、楽しい。新品ほやほやのコスプレみたいな燃ゆる衣装ではしゃいだあの頃。

2区、予想が裏切られる。しんどい。嫉妬、うまくいかない焦り。不安。でも2区休憩場の達成感は異常。自分が認められた1年早稲田祭

3区、目的のためにひたむきに進む。周りの人間の温かみを、夜風の中に感じる。愛し、愛されひたむきに進んだ担当期間。

4区、寝起きの放心状態の中で進む。とこたい楽しみで頑張れるけど、とにかくぼんやり、進むかあ…スイッチの切れてしまったROCKYOU2代。

5区、途方もない、ゴールの見えない道。前と後ろに人がいない。孤独感。イライラ。それでも止まることは許されない。東京都に入る。ほっとする。帰ってきた、ここが居場所だ。悩んで悩んでやっと取り戻した零-zero-。

辛く辛く長い5区を終え、愛をもって仲間と再会しました。仲間との再開で私はまた強くなります。傷だらけでももう大丈夫。まだ休憩場に居たい?そんなことは言いません。騎手の焦らしがうっとおしい。最後の学注を受けて、全身にパワーがみなぎる。見栄も外聞も体裁もすべてかなぐり捨てて、コンビニ休憩一切なしの6区を駆け抜ける。駆け抜け、馬場についた時、私は周りの人と手をつなぐ、走る、走る、あの交差点を左に曲がり、南門通りに入る。大好きな歌が聞こえる。大好きな景色がある。大好きな仲間がいる。最上級の幸せに包まれて私は大隈銅像のもとに転がり込む。

はやく、はやく、はやく、大好きな地で大好きな仲間と共に、大好きなビールが飲みたい。


踊り侍という最強の踏み台で、私がどこまで高く跳べるか、その様を後輩たちに残していきたいと思います。
見ててください、佐藤明香音を。
いつまでもいつまでも踊り侍の大ファンです!