3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

オ・パッキャマラド

おぱきです!

この名前で呼ばれることももうないって思うとなんだか感慨深いね

 

みんなにどう見えていたかはわからないけれど、私はサムライフを1番楽しみ尽くしていた気がします。

もちろん全く悩みがなかったというわけではないし、たくさん考えた時期もあったけど、それでも私は振り返ってみてやっぱりどの瞬間も、踊り侍であることを苦に思ったことはなかった。

 

踊り侍ってたくさん悩んで考える場所。きっとあなたたちの中にも、何かに迷ってた人はいるんじゃないかな。そんなあなたに何かしらの助けになればと思って、私のサムライフで大切にしていたことを書いてみます。

 

1つ目は「言葉」を大切にすること。

 

言葉は踊り侍の武器です。意気込みや担トークだったり、こんなに言葉を大事にしているサークルはあんまりない。

そんな言葉の重みを知っているチームだからこそ、自分が発する言葉でどうやったらみんなの心を動かせるかは常に考えてきました。

 

どれだけ侍に対して思っていることがあって、考えた理由があっても、やっぱり自分から発信していかないときちんと想いは伝えきれない。

早稲担のときを振り返ると、自分も相手の想いをわかりきれなかったし、想いを伝えきれなかったなって思う。言葉の重みを心から感じたからこそ、自分から発する言葉にはこだわってきた。

 

たくさんやらせてもらったMCも、

早稲祭の演舞やステージについての担トークも、

IXABA強化練の統括トークも、最後の統括の話も。

私の中でその時々に伝えたかった想いを、どうやったら伝え切れるかたくさん考えて紡いだものたち。意外と覚えててくれて、響いたって言ってくれる人がいて嬉しいんだ。

 

侍にいると、人前で話したり、誰かにメッセージを送ったりする機会がたくさんある。相手にどんな言葉を送れば気持ちを伝え切れるのか。少しでも良いから考えてみられれば「言葉」を重んじる侍での過ごし方がちょっと変わるのかなって思ってます。

 

 

2つ目は「やりたいこと」をやること。

 

原動力に「やりたい」があるから、どんな仕事でも続けられるんだよ。

 

たった1個だけ「やりたいこと」ではないことを仕事にしていたことがありました。自分しかいないから、信頼して頼まれたからっていう気持ちで受けたもの。だから、その期間何回も泣かされた。

でもIXABA統括や早稲担は、倍くらいやることあったけど私にとってここまで辛くなかった。それはきっと、どちらも根底に「やりたい」って気持ちがあったから。

 

自分が侍をこう変えてやる!みたいな高尚な気持ちも、自分が支えたい!っていう献身的な気持ちもさらさらなくて

ただ純粋に、自分が「やりたいこと」をやる。

そしてやりたいと思ってやらせてもらった以上、途中でどれだけ辛くてもやり通す覚悟を持つ。

これが私の中で大切にしていたこと。

 

それに気づいてから、その仕事の中で私は何を「やりたい」かなって考え直してみた。ここでぼんやりとだけど出せた答えは、私の支えになりました。やること自体は全く変わってない。でも前よりずっと、前向きな気持ちでいられるようになった。

 

 

この2つが私が大切にしていたこと。

そしてその「言葉」に説得力を持たせるために、「やりたいこと」をやっていても応援される人であれるように、私は良い意味でなめられない人でありたかった。

ありがたいことにたくさんいじってくれてたので笑、親しみやすいって言ってもらえることが多かった。でも親しみやすいって尊敬からはやっぱり遠いんだよね。

だったらその分それすらも超えて、仕事でも踊りでも信頼される人であろうと思ってた。

だから色々と頑張らせてもらいました!

 

共にサムライフを歩んでくれたあなたたちへ。

私はこういう生き方をした侍でした。少しでも何かの助けになれていたら嬉しいな。

 

あなたたちへの気持ちは、IXABA統括の言葉で伝え切りました。

私はたくさん悩んだ答えとして、暖かさという強みを持った22代目踊り侍が大好きで誇りです。だからこそ私たちのこの姿をもっと多くの人に見せつけたかったの。

 

改めて大好きなあなたたちへ。ありがとう。

 

 

最後に同期へ。

たくさん頼らせてくれてありがとう。

 

私の強さを、人前に疲れを出さないことって言ってくれる人が多いのだけど、それはただ私が人に頼るのが苦手なだけで。

それでもこの場所で、心の底から信頼できる仲間がたくさんできて、そんなあなたたちに頼ることを私なりに覚えたよ。

 

ソーランの審パレの後や夜の会議のあと、たくさん愚痴って相談した帰り道、IXABAリハの控室

みんないつもいじってくるくせにその分たくさん偉いよって、ありがとうって言ってくれて

本当にありがとう。たくさん助けられてました。

 

2年半、色々なことに悩んだね。でもその度に、みんなで乗り超えてここまで来れたね。

あぁ本当にあなたたちが同期でよかった!

 

 

22早稲田部署、23救護部

22演舞署、22早稲田祭担当、23IXABA統括

 

オ・パッキャマラド