3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

師範代

お疲れ様です!
たかえです!

みんなに何かを伝えるのは最後になるということで、わたしからは【頑張る】と【信じる】ってことについて伝えたいなと思います。

自分のサムライフを振り返ってみて、思うことは頑張ってなかった瞬間があんまりないなぁってことで、サムライフで何を1番頑張ったか聞かれたら、わたしは「頑張り続けたこと」と答えます。
頑張り続けようとした時、1番の敵は自分自身でした。わたしが頑張り続けたのは間違いなく、この踊り侍が好きからです。でも、そうやって自分で頑張りたいから頑張っているはずなのに、辛いことが重なると頑張ることをやめたくなりました。逆に調子が良くてずっと楽しいと自分が本当に頑張っているのか不安になりました。わたしはそんな弱い人間だったけど、今になってやっと思えることは、どの瞬間もその時の自分のできる最大限で頑張っていたってことです。
過去の自分をどうか否定しないであげてください。今からみたらそりゃまだまだだったり恥ずかしい自分かもしれないけど、その時の自分は全力だったって、自分のことを認めてあげてください。自分を認められることは自分の強さだと思います。そして、それができるくらいどの瞬間も全力で生きてください。その経験は絶対に自分をつくる大きな要素になるはずです。

次に「信じる」ことについてです。
サムライフをずっとずっと頑張ってきた自分だからこそ、仲間を信じられるようになるにはものすごーーーく時間がかかりました笑笑
特に制作は自分にとってものすごく大きな経験で、曲制リーダーという立場もあって、1人きりで制作をしているような気持ちになることがありました。ずっとサムライにいてみんなの頑張りは知っているはずなのに、それを信じられなくてそんな自分が嫌で、無理やり相手を信じて思いをぶつけてみたら、それが全く通用しなかったこともありました。さすがにその時はめちゃめちゃ凹んで、信じるとか無理だなって思ったんですけど、振り返って思うことはあの時仲間を信じることを諦めてしまわないでよかったってことです。
どんなに信じることを怖いと思っても、そこに信じたいという気持ちがあれば自分も仲間も信じられるようになります。信じたいっていう気持ちそのものが、自分と仲間を変える原動力になります。いま、もし信じられないという人がいても、そこに信じたいという気持ちがあれば絶対に大丈夫です。疑ってしまう気持ちが強ければ強いほど、自分を仲間を信じられるようになった時、その信じる力はとてつもなく大きなものであるはずです。自分も仲間も疑い続けていたわたしが保証します笑笑

最後に、わたしはずっと大好きな踊り侍になにが残せるか考えて制作期間から進んできました。演舞を作るってことは、チームに問いかけることだと思います。わたしたち3回生は16代目の襷を17代目にしっかり繋げたでしょうか?どうか、この踊り侍という幸せな空間がいつまでも此処にあり続けますように、次はわたしたちの襷を18代目に繋いでいってください。
いつまでも踊り侍が大好きです。

ありがとうございました!