オダギリジョー

大好きな後輩たちへ、 伝えたいことが1つと、 お願いしたいことが1つあります。 まず、伝えたいこと。 それは、 「踊り侍は、最高の成長環境」 だということ。 踊り侍では、本当に様々な経験ができます。 三役、担当、スタッフ、部署リーダーなどから、 班長、演舞長、お祭りスタッフ、コラボ振り制などまで… わざわざ役職に就かなくてもいいです。 新歓や制作に参加すれば、会議を何回も経験する。 資料作成や、動画編集をするかもしれない。 「踊る」という行為を通して、 努力・継続する力、自分の欠点を見つける力が身に付く。 3男になれば、 踊りや盛り上げでチームを引っ張ることを求められる。 さらに、 日々のサムライフを通じて、 笑ったり、泣いたり、喜んだり、悲しんだり。 様々な感情を得られる。 お祭りに出れば、 熱気に包まれる高揚感や、本番前の緊張感、 「ガン極まる」とかいう意味分からん感情を感じられる。 こんな経験ができる場所、 踊り侍以外にあるでしょうか？ 僕は1回生の夏から、こう思っています。 「踊り侍を知らずに他のサークルに入った人、 　かわいそうだなあ。」 ここは、入って2,3カ月のひよっこにそう思わせるほどの、 すごい場所です。 みんなも一回くらいは、 「踊り侍に入って良かった」 と思ったことがあると思います。 その時の気持ちを忘れないでください。 次に、お願いしたいこと。 それは、 「踊り侍を良いチームにし続けていってほしい」 ということ。 これは、役職がある人だけではなく、 すべてのメンバー、一人一人に言っています。 踊り侍には、良いところがたくさんあります。 でも、直せるところもたくさんあります。 僕は常に、 それを見つけ、その解決策を考え、 実行に移せるものは移す、 そんなことをやっている人でした。 関東一よさこいチームの次は、日本一のよさこいチーム。 日本一のよさこいチーム次は、よさこいの枠も超える。 同じ大学生のチームでも、 もっとすごいチームは沢山あります。 他のチームにできて、 踊り侍にできないわけがない。 踊り侍にはそのポテンシャルがあります。 どうか、一人一人が考え、行動してみてください。 最後に、 これまでの人生で、 踊り侍での2年半が、 人生で一番充実した2年半だったと、 胸を張って言えます。 たぶん、この先の人生を含めても 一番充実した2年半だったんだろうなあ。 ありがとう、踊り侍。 ありがとう、みんな。 オダギリジョー