3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

オーバヤシグミ

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“辛い時こそ笑え”


この2年半のサムライフで私がずっと心に留めていたことです。

周りの仲間達が活躍している姿を見たり、
同期の踊りがどんどん上手くなっていったり、
急に先の見えない自粛が続いたり、
逆に信じられないほど忙しい日々が続いたり、

2年半も侍に捧げていたら
そりゃあ辛いこと、限界を感じることなんて
数え切れないほど出てくると思うんです。

でも、そんな時に
「もう疲れたよね」「自粛やだね」って
仲間と笑い飛ばすことができたら、
自分の疲れや限界なんてちっぽけなものに
思えてくるんです。


私は今年の3月にガルルの納め担当を
務めていました。

自粛期間中に担当が決まり、
自粛期間中に担当会議をし、
自粛期間中にzoomで練習をしました。
それなのに、本番は自粛が明けて対面開催。
みんなで隊列をとって練習したのは
前日の2時間だけ。
そんなの無謀だと思うでしょ?

でもね、
「これ成功したらすごいよね」
ってバカみたいに笑いながら会議してたら
案外どうにかなっちゃうもんで、
笑っていられる分心の余裕も出てくるわけで、
そういう時のほうが楽に生きられたりする。

しんどくなったら自分を客観的に見て、
「よしよし良くやってるね偉い!」って
自分のこと褒めたらなんか楽しくなってきて、
しんどいこともしんどいって笑いながら
言えるようになるから。


笑顔は心を穏やかにする不思議な力を
持ってると思います。

もしも辛くなったら、
頑張ってる自分のことを褒めて褒めて
たくさん笑ってみてください。

私がそうだったように、
きっといろんなことが楽しくなって
世界が今よりも輝いて見えると思うよ。


平凡だった私の人生に彩りを与えてくれた
踊り侍という空間は私にとって
唯一無二の存在でした。

個性のなかった私にとって、
踊り侍“オーバヤシグミ”として過ごす時間は
キラキラ輝いていて、
なりたい自分で居られるこの場所が大好きでした。

ありがとう。

 

21代目、その先の侍を生きるみんなへ

何もかも好きなようにやってね。
今までの侍はこうだったとか、
過去の侍と比較しなくていいよ。
どんどん新しいことやってみてください

進化し続ける侍を
ずっとずっと応援しています。


オーバヤシグミ