弟
もう最後だし最高にダサい写真を使います、弟です!!
僕たちはコロナ禍の2020年で何を残せたのだろうか。
これはお披露目あたりからずっと考えていたことです。当初残したかった、受賞するということや隈前動画、圧倒的な踊りなどは残すことができなくなってしまった。
では僕たちは何を残せたのか。
その答えは「ガルル」でした。
僕が早稲田祭強化練で話したことを覚えていますか。
今年は夢見ていた隈前とかは残せない。
でも、ガルルのマインドは残すことができる。
確かに踊り侍には多くの憧れがある。なりなかった理想がある。でもそんな夢を叶えるよりも僕たちにはガルルという残したいものがある。
ガルルは過去や今の踊り侍と向き合ってできた演舞だと僕は思っています。そして侍はすごく、すごく小さいかもしれないけど、一歩を踏み出した。だからもう過去の踊り侍を見るのは少しだけでいいです。今度はその先にある大きな夢を描いてください。踊り侍は僕らと同じ、まだ19歳の若者です。楽しみにしています。
ちなみに僕はガルルを踊るのは好きではないです。踊っていて気持ちよくないし笑 制作でも個人としては何もできませんでした。
それでもガルルを残したいと思うのは、ガルルが本当の理想を追い求めた何よりの証拠で、誇りだからです。
あと無責任だけど、僕がもう一度侍に入って、チームで何かを目指すとしたら、それは
"お客さんにとって、日本一の4分半を生み出せる集団になること"
です。なんやそれと思ったそこのあなた、聞きにきてください。
最後に自分のことを。
みんなにとって弟ってどうでしたか。ダサかったんじゃないかな。でもダサいくらいがちょうどよかった。
踊り侍は変に飾ることもせず、自然体でいられる場所でした。
踊り侍は自分に正直ぇいれば、ダサくても認めてくれる場所でした。
本当にありがとう。
ダサくてもいいんだよ。
此処にはあなたを認めてくれる仲間がいるよ。
あーあ、2年半楽しかったな。幸せだったな。
最初に踊り侍に何残せたのかなんて書いたけど、最悪何も残ってなくてもいいや。だって爺婆になっても一緒に笑っていたい、そう思える人たちと出会えたから。
弟