3回生よりメッセージ

早稲田大学”踊り侍”の3回生が引退に向けた思いなどを綴った期間限定ブログです

マリオカート

こんにちは!マリオカートことマリカだよ🏎
侍のブログに載るなんて緊張しちゃうね。話まとまんないと思うけど、書きますね。

 侍で得たことで、私がほんとに感謝しても仕切れないのは、いろーーんな人との出会いと、何事も自分が動かなきゃ始まらないって気づかせてくれたこと。

 まず、いろんな人との出会いのことを言うと、私は私立のお嬢様学校と呼ばれる女子校の井の中の蛙みたいな高校生だったわけで、侍に入って最初の頃は、正直色んな人がいすぎて人との関わり方が分かんなくて、中々馴染めませんでした。
今でも後悔しているのは、最初からもっと色んな人と話して、関わろうとしていれば、もっと濃いサムライフだったんだろうなってこと。でも、そんなモジモジしてた私でも、色んな人と関わる機会をいっぱい与えてくれて、その人たちが考えることとか、その人たちの性格とか、その人たちの踊りとか、知った方が世界が何倍も大きくなるってことを教えてくれたのが侍でした。私よくマイペースだね、独特だねって言われるんですけど(笑)、これでも前よりはもっと人の考えてること知りたいって、それを受け止めたいって思うようにさせてくれたんですよね、侍は。だから制作の時とかすんっごい楽しかったなあ。
そして周りに凄い人が沢山いて、尊敬できる人が沢山いて、ただただ刺激を貰い続けた2年半だったと思います。今年のふくろのテーマで「疑う」っていうワードがあったんだけど、先入観で決めつけないで、色んな人と関わってみたら本当に分からない一面が見えて、それが見えた時に本当に仲間になれるんだなってことも、侍で感じたことの一つです。そして、自分が思ってることも、ちゃんと伝えたら、ちゃんと受け止めてくれる、この環境って本当にあるようでない素晴らしい環境だなっていうのを最近ひしひしと感じているところです。

 それで、二つめの何事も自分が動かなきゃ始まらないってことについて!当たり前だろ!って思うんだけど、意外と難しくて、私はほんの一年前くらいまでただ周りに流されてばっかりで、それでも楽しかったんだけど、みんなと温度差を感じていました。尊敬できるみんなと、同じ景色が見たいって思って、能動的にやってみようって思ったら、本当に違う景色が見えた。そしてみんなのことをもっと尊敬して、もっと侍が好きになった。大好きな人たちと、頑張ることの楽しさが、大切すぎて、愛おしすぎて、この環境に大学生活の半分を捧げられたことが、幸せです。楽しさって待ってるものなんじゃなくて、大変かもしれないけど自分から捕まえにいくものなんだ、一歩踏み出したら、全然違う世界が見えるんだってことも、侍に教えて貰いました。

この侍のために生きているような毎日も、みんなとまた明日って言い合ったり、セブン前でアイス食べたり、そんな今当たり前の日常が無くなることも、無くなってから気づくんだろうなと思います。でも今は、ひたすらに侍のマリオカートとして楽しんでいたい!!少しでもみんなと一緒にいたい!みんなが本当に大好き!だから早稲田祭は、尊敬するみんなに、侍に、早稲田に、ありったけの愛と感謝を込めて、踊らせていただきます。
そしてそのあとは、ただの私に戻ります。ただのワセジョのリケジョとして、侍にいる今より楽しいこと見つけて生きてやります!!そしていつまでも一人の侍ファンとして踊り侍を見守っていたいなと思います。それでは、さよなら!早稲田祭で会いましょう👋