コロポックル

こんにちは！３回生のコロポックルこと、ただおりです（＾Ｏ＾）

この場を借りて、少しネタバレをさせてください。
３回生にはちゃんと伝えてあるけど、これを後輩に伝えずに引退はできないなと思っていたので（笑）



はい、では、
なぜ私が制作をやらなかったのか。




いやね、普通おかしいんですよ。自分でも変わった選択をしたなと思います。

だってね、池袋、浜よさ、ソーランと班長をして、地方やって池袋担当して早稲祭班長して、侍一筋な、普通に生きの良い２回生だったんですよ。

だからそのまんま制作やればどうせ毎日会議も行くし、そこそこ意見が通って、そこそこ良いポジションにつけて、３年目はそこそこ良い隊列ももらえて、、、、


なあんて、思っちゃったんですよね。
それと同時に自分にそこまで実力がないことにも気づいてしまった。


自分の踊りの実力以上に自分の肩書きが大きくなってしまっていることに気付いた。

それがちょうど去年の早稲祭期間でした。


踊り侍ちょっとやだなーとか、離れたいとかではなく単純に、このままじゃダメだ、踊らなきゃ。と思いました。
これが私の渇望でした。
零のサイレン音が聞こえてきますね、、（笑）


一回肩書きとか立場とか全部ゼロにして、私自身を見て欲しい。自分がどこまでいけるのか試したい。圧倒的になりたい。
そう思って私は２回生のマストな行事である制作を辞めました。

そう、実はね、圧倒的発言したの私なの（笑）
結局演舞じゃなくて自分自身が圧倒的にならなきゃ！って言って辞めたからみんなに全部任せてしまったんだけど（笑）
ごめんね。
でも、零見たとき、圧倒的っていう言葉が出てきたとき、そこでみんなと繋がっているような気がして本当に嬉しかったです。


まあそこからは自分なりに色々してみました。
単独公演でRISING踊らせてもらったり、交流食わず嫌いな私が理大祭の打ち上げとかバサカニとかじゃんよさとか行ったり。イベントも成人式と被ったふるさと祭り以外はほぼ出たかなあ。

特にバサカニは私が班長で班員がみんな１回生だったから、ひたっすらに後輩の事を思って、ただひたすらに楽しんで、人として丸くなった気がします（笑）
だからあの時の班員は他チームであれ特別に可愛いです。

そして冬の期間は誰よりも踊り込もうと思ってほぼ毎日学館に通ってました。

すっごいお節介かもしれないけど、2◯時間テレビの影響で１回生が早い段階から先輩のいない学館を経験していたのが気になって、冬にもう一回経験させるのはな、、と思ってあえて同期がいない制作裏に行くようにしました。
あまり自分から絡むタイプではないけどみんな仲良くしてくれて助かりました。色々聞いてくれたり、私が部屋開けたから来たって言ってくれる子もいて本当に嬉しかったなあ。その時期本当にずっと１回生といたな。今の２回生ね。

だからね、実は、この１年誰よりも２回生の味方でありたいと思ってたんだよ。
私、３回生って本当に強い代だと思うんだ。だからこそ、後輩を突き放してしまいそうになる時がある。私もそうなる可能性があった。でも気づいたからには、私が制作をやらないからには私が繋ぎ役になりたかった。
できたかどうかはわかんないけど、ちょっとでも支えられてたら良かったです！


そして、とてつもなくROCK YOUに支えられてました。制作をしてない期間というのは、ただの日常でしかありません。でも、その日常を人は皆精一杯生きてます。記憶には残りにくいけど、全部全部自分の糧になっている。あとは自分を信じるのみ。
私は何者でもない、だから何にでもなれる。
捉われるな、既成概念をぶち壊せ。

『可能性は無限大だ』

ROCK YOUは私に希望を与え続けてくれました。

なので、私が踊り侍に変えられたように、私の今を生きる姿で見ている人の世界を変えたい。そう思いながら、ROCK YOUを踊るのが、早稲田祭での目標です。

新しいように見えて、今まで侍がやりたかったことを詰め込んだ演舞で、個人的には侍の総踊り的存在だと思ってます（笑）こんな素晴らしい演舞を残してくれた４回生には感謝がつきません。ROCK YOU大好きです。



あとはやっぱり地方です。あの時地方に誘ってくれたとやぱとよねさん、そしてリーダーに選んでくれた３役本当にありがとう。じかみ隊はいつまでも私の帰る場所で、はりまや団は私の居場所です。そして田島くんははなまるです。




まあ長々と書きましたが、一番に伝えたいことは、制作をやらないっていう選択肢もあるよとかそういうことではなく、私は、私自身で、「侍は努力が一番反映される場所」であることを証明したかったんです。

そして、侍は、紛れもなくそういう場所です。
でもそれには必ず努力が伴います。時間がかかることもあります。でも、誰かが必ずあなたのその姿を見てくれてます。
だから、前進全霊し続けて、今を生きてください。



最後におまけ。去年の早稲田祭のある日の強化練で書いたものです。
１人でもいいから、誰かの圧倒的存在になれてたらいいな（笑）